2018年12月28日

お世話になっている皆様へ




今年もあとわずかとなりました。

体調お変わりなくお過ごしでしょうか。



お客様、ご家族様、病院の先生方、メーカー様をはじめ、

沖縄県難聴・中途失聴者協会様、

沖縄県聴覚障害児を持つ親の会様、

沖縄県立ろう学校の先生方、難聴学級の先生方、

役所福祉課様、社会福祉協議会様、福祉施設の皆様、

障害者福祉協会様、自治会様、地域包括支援センターの皆様、

かりゆしシニアクラブ様、認知症サポーター関係の皆様、

日本補聴器販売店協会様、ドリーム補聴器グループの皆様、

ここには到底書ききれないほど多くの方との出逢い、貴重な機会をいただき、感謝申し上げます。




今年も一年、本当にありがとうございました。



年内の営業は、本日をもって終了させていただきました。

2019年は1月4日(金)午前9時より通常営業いたします。












年末に向け、くれぐれもご自愛ください。

皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。







きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ







  


Posted by 補聴器のぴあ at 18:22Comments(0)● お知らせ

2018年12月27日

聴覚情報処理障害









本日12月27日(木)

NHK あさイチにて、聴覚情報処理障害が取り上げられました。

専門家ゲストとして、国際医療福祉大学准教授で言語聴覚士の

小渕千絵さんを迎えていました。



10月25日のブログで

聴覚情報処理障害の記事を紹介させていただきましたが、

この症状で悩んでいる方々は多いそうです。



以下、「NHK あさイチ」 ホームページより

今朝 放送された内容を引用させていただきます。




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「音は聞こえているのに、言っていることがわからない」。

そんな「聴覚情報処理障害」という症状をもつ人が

たくさんいることがわかってきました。

人間の耳には周囲の雑多な音の中から、

必要な音だけを選び取るという機能がついていますが、

「聴覚情報処理障害」の人にはそれが難しいのです。





症状のある人に、周囲はどう接したらいいのか、

小渕さんに教えていただきました。

合図というのは、相手が聞く準備ができるように

「あのさ」「ねぇ」などと切り出すことも有効です。

重要なことはメモやメールなど文字で伝えると、間違いが減ります。






小渕さんと連携するなど、

聴覚情報処理障害の診察に取り組んでいる医療機関は、

以下のような病院があります。

まだ数が少ないですが、徐々に増えつつあります。





札幌医科大学附属病院 耳鼻咽喉科(北海道)
電話:011-611-2111

東北大学病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科(宮城)
電話:022-717-7000

国際医療福祉大学クリニック 言語聴覚センター(栃木)
電話:0287-24-1133

東京都済生会中央病院 耳鼻咽喉科(東京)
電話:03-3451-8211

関西医科大学附属病院 耳鼻咽喉科(大阪)
電話:072-804ー0101

大阪市立大学医学部附属病院 耳鼻いんこう科(大阪)
電話:06-6645-2121

県立広島病院 小児感覚器科(広島)
電話:082-254-1818

九州大学病院 耳鼻咽喉科(福岡県)
電話:092-641-1151

など





聴覚情報処理障害の当事者の会もあります。

ホームページ https://apd-peer.jimdofree.com/


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講義の中でききとりにくいことがあるMさん、

どんなサポートがあれば良いかを支援室スタッフと一緒に考え、

その結果うまれたのが、教員につけてもらうマイクです。






このマイクは、Mさん専用の受信機につながっています。

教員の声だけを直接Mさんの耳に届ける仕組みです。





さらに、支援室から担当する教員全員に症状のことを伝え、

重要なことは繰り返すようお願いしました。

という内容が放送されていました。





弊社でもこちらのマイク、受信機を取り扱っております。

マイクは「ロジャーペン」

受信機は「ロジャーフォーカス」といいます。









お店での試聴体験や、社会生活の中での体験をおすすめしていますおすましキラキラ 

きこえで困った際にはご相談ください。



TEL 098-921-3322

FAX 098-921-3323

EMAIL kikoe3322pia@gmail.com






きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ おうち












  


2018年12月26日

きこえづらさを受け入れて









小学校の健診。

耳の検査で一度も音がきこえたことがないとおっしゃるY様。



中学生の頃から耳鼻科に通い始めましたが

他の人と比べて申し訳ないとは思いながらも

「自分は重い症状ではないのに補聴器は・・・」と抵抗がありました。



お仕事をし始めて、少し離れた距離から話しかけられた時に

会話の不自由を感じたそうです。



本当は入社する時にきこえづらいことを言えば良かった…。

とおっしゃっておられました。



就職してからは、1対1の対面の話だけでなく

遠くからも話しかけられ、複数名で話す会議もあり、

不自由を感じていました。



耳鼻科の通院・診断を経て、

3年ほど前から左耳に耳かけ型補聴器の装用をはじめました。

「補聴器をつけるのとつけないのとでは全然きこえが違う」と

職場では必ず補聴器をつけています。



しかし、職場の人たちに補聴器のことを言えないまま時が過ぎ、

「今さら(伝えるの)?」と自分との葛藤を繰り返し、

入社半年後に職員会議で打ち明けたそうです。



みんなの反応は優しく「気を付けて話すね」など言葉をかけてくれて

本当にうれしかった、と当時を思い出して涙されていました。



Y様は保育士さんです。

受け持ちの2歳児にも先生の耳のことを伝えているそうです。

髪をアップにし「耳がきこえないから大きな声で話してね」というと

こどもたちも分かってくれますとおっしゃっていました。



自分自身が補聴器をつけることに昔は抵抗がありましたが

今となっては「もっと早くつけていれば良かったね」と

お母様と話すのだそうです。



他店で補聴器を購入されて約3年間

定期的なクリーニングをほとんど受けていないとのこと。

補聴器内に汚れが浸透していたため、

きれいにクリーニングをおこないました。

劣化腐食部は修理で部品交換しました。

ご自宅では補聴器用乾燥ケースで大切に保管いただいています。



「問い合わせの電話をして良かったです」

「今このタイミングでお会いできて良かったです」と

嬉しそうに帰っていかれました。

Y様、ありがとうございます。うさぎハート







きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ





  


Posted by 補聴器のぴあ at 09:42Comments(0)● お客様● 補聴器● 難聴

2018年12月23日

技能向上研修




補聴器販売者の技能向上研修に参加してきました。





補聴器は、それぞれお使いになる方の聴力や使用環境に合わせて

正しく調整することで(専門用語でフィッティングといいます)

効果的に使用できる医療機器です。





海外では、大学院で聴覚博士号などを取得し

国家試験に合格した人だけがAudiologist(オージオロジスト)となり、

診断のための聴覚的諸検査、検査結果提供、

診断に基づく補聴器の選択やフィッティングをおこなうことができます。





しかし日本では、

補聴器に関する知識を持たず、技術がなくても

誰でもどこでも販売されている現状があります。

難聴者に対する補聴器の安全性や、その有効性が

配慮されないままに販売されていることがあります。





今回の研修の対象は

「適切な補聴器の選定や使用指導等を

的確に行うことを目指す補聴器販売従事者」とされ、

日本補聴器販売店協会が厚生労働省から委託された事業です。







講義内容は

・補聴器への苦情と職業倫理、法制度について

・補聴器の規格や特性について

・聴覚医学会・医療行為・補聴器相談医について

・耳の構造・難聴について などでした。










特に、琉球大学医学部附属病院の比嘉先生の耳の話が勉強になりました。

耳鼻科医のお話を間近できけて、有り難かったです。

さらに身が引き締まりました。







「認定補聴器技能者」資格取得の勉強をしていた頃にも

職業倫理、法制度、補聴器の規格、耳の構造などは

勉強してきました。





法やガイドラインが改正する毎に私たちも情報を新しく塗り替え

それについて理解を深めるために勉強しますが、

補聴器販売に従事して年数が経過するごとに

ものごとの視点や興味関心、理解度が変化しているのを感じます。





今後も耳鼻科医のご指導をいただきながら勉強し、

難聴者にとってのより良いきこえの追求と、

適切な補聴器販売、難聴者支援が継続できるよう努めます。





難聴者一人一人のきこえが最大限に引き出されることで、

その方が持っている才能が最大限に発揮できますように。










沖縄のきこえの環境を もっと安心で豊かなものに

きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ



いつもブログをご覧いただき、ありがとうございますうさぎハート









  


Posted by 補聴器のぴあ at 18:01Comments(0)● 講話・勉強会

2018年12月22日

難聴者バスケで活躍の15歳




「チャレンジ大切」を伝えたい 難聴者バスケで活躍の15歳




聴覚障害者向けの競技「デフバスケットボール」で、

岩手県雫石町立雫石中3年の高山和也さん(15)が

注目を集めている。







21歳以下で争う今年7月の世界選手権大会で

男子日本代表に最年少で選ばれ、準優勝に貢献。

「同じ障害のある子供に、チャレンジすることの大切さを伝えたい」と話している。



大会で日本代表は決勝戦まで勝ち進み、惜しくも開催国の米国に敗れた。

高山さんは身長約170センチと小柄だが、存在感を示した。



幼い頃から難聴の高山さんは、小学4年でバスケットボールを始めた。

普段は補聴器を着け、中学の部活動で健聴者と一緒にプレーしている。




自身の聴覚障害の程度は比較的軽いが、

世界の舞台で共に戦った貴重な経験から

「重い障害の人の気持ちが分かる。それが誇り」と胸を張る。





平成30年12月22日

THE SANKEI NEWS より引用させていただきましたうさぎハート



  


Posted by 補聴器のぴあ at 10:43Comments(0)● お知らせ

2018年12月21日

補聴援助システム








補聴器は、難聴による不便さを軽減し、

難聴者のQOL(Quality of Life=生活の質)を向上できる機器です。

しかし、補聴器だけで解決できないこともあります。



家庭で、職場で、プライベートで

難聴者にとって必要な音情報が補聴器だけで対応できない場合には

その他の機器をとおして情報が保障されるように考えます。




補聴器の通常利用の中で抑えられない騒音は、まわりの音といわれます。

「この人の話をしっかりききたい!」 特定の人の声をはっきりききとるために

まわりの音を“余計な騒音”と感じる方が多くいらっしゃいます。



「この人の話をピンポイントではっきりききたい」という願いの対応は、

時代の流れとともに移り変わってきました。





補聴器の指向性の活用



磁気誘導ループ(現在のヒアリングループ)の活用



FM電波の活用



ロジャーの活用








現在は国内外で広く「ロジャー」が活用されています。


ロジャー







以前のブログでお話させていただきましたが

「ロジャー」は話し手の口元に近い位置で音声を拾って

聞き手の補聴器・人工内耳・受信機に直接音声をとどけるシステムです。



ききたい人の声(シグナル)がまわりの騒音(ノイズ)より小さい時も、

音が跳ね返るような反響のある空間でも、距離が遠くても、

シグナル(S)とノイズ(N)の比率を改善してくれるので

「この人の話をピンポイントではっきりききたい」に対応できます。








話は変わりますが、

難聴者の災害時行方不明率は、健聴者の倍以上だといわれています。



ロジャーのような無線通信でつながることで、

今何が起こっているのか/今どうすれば良いのか

健聴者と同じように情報を入れることが今後必要になってくるかもしれません。



1つのマイクをとおした声は

その種類によって10台~35台もの受信機にとどきます。

15m~20mの遠距離にも対応できます。



このマイクを使うことで遠い場所/騒がしい場所でも

話し手のことばがはっきりききとれるようになります。



このとき、「マイクに向かって話してほしい」と、人に目的を伝え、

ロジャーマイクの使用をお願いする必要があります。



自身が受信機を持っているだけでは、受信機は役に立ちません。

ロジャーが役に立てるのは、送信機×受信機が手を組むからです。



「この人の話をピンポイントではっきりききたい」という目的のために

私はロジャーを使用しています。

マイクに向かって話していただけませんか?と依頼するとき、

相手への思いやり、配慮が大切になってくると感じます。



実際に、家庭や職場、プライベート、講演会などで

話し手にマイクを使ってほしい時、

どのようにお願いをして皆さんがロジャーを使用されているのか、

私も多く学んでいきたいです。










ヒアリングループ







床や天井に設置できるヒアリングループは海外での導入に歴史があります。

国際会議もスイスやアメリカでひらかれています。

美術館、空港、駅、郵便局、タクシーなど様々な所に設置されていて

海外での普及率が高いです。



海外に比べると日本の普及率はまだ低いですが、

2009年の裁判員制度を機に地方裁判所での導入が広まったり

”おもてなし”をうたう京都では11の区役所すべてに導入されたりと、

日本でも少しずつその名が知られてきています。



沖縄では、那覇空港の設備にはまだ、ヒアリングループはありません。

役所や役所内の会議室などに取り入れているところがあります。



ヒアリングループを利用する際には、

補聴器・人工内耳をお使いの方は

その場でプログラムを Tコイル に切り替えることで

ピンポイントのきこえをキャッチできます。



当店「きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ」は

県内唯一のヒアリングループ体験店です。



ヒアリングループをとおして音声を補聴器・人工内耳に届けると

「クリアにきこえる」 「よく聞こえる」 「耳もとで話されているみたい」 など

難聴者の多くの方は、そのピンポイントのきこえに驚かれます。



店内に配備しておりますので、ぜひご体感くださいおすましびっくりびっくり













補聴援助システムのなかの

ロジャーヒアリングループ についてお届けしました。うさぎハート














  


2018年12月20日

出張訪問サービス




本日、障害福祉サービス事業所さんにて補聴器の納品を行いました。

「◯◯さん来たよ!」と利用者の方々に暖かく迎えていただき、

いつもありがとうございます。








納品を終え、いつもお世話になっているスタッフさんへ報告。

するとスタッフさんが「見てみよう!」と席を立ち、

本人様が座っておられる場所へ足を運んで

「きこえる?良かったね〜」と声かけされていらっしゃいました。



これまでもスタッフさんへ耳・きこえ・補聴器の話をさせていただいた際

「へー!そうなんだ!」と関心をもってくださっていました。

ありがたく嬉しい気持ちでした。



今回お願いしたのは

まわりの方々が話しかける際に注意してほしいことです。



補聴器をつけても、きこえづらいことがあります。

きこえづらい方にとっては、

まわりの方々の少しの気遣いがあることでききとりやすくなります。

互いに会話を楽しめる空間をつくっていきたいです。うさぎハート



認定補聴器技能者の出張訪問サービスをおこなっています。

お店へご来店がむずかしい方は、ご自宅や施設へおうかがいいたします。

予約制のため、あらかじめご連絡ねがいます。









沖縄のきこえの環境を、もっと安心で豊かなものに...☆

きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ晴れ





  


Posted by 補聴器のぴあ at 17:32Comments(0)● お客様● お知らせ

2018年12月19日

補聴器用空気電池



音を出すには、意外と大きなチカラが必要です。

大きなチカラが出せて、かつ、お耳に入るほど小さなサイズ

それが、補聴器のための専用電池です。



空気電池といいます。




上から見た空気電池4種類





横から見た空気電池4種類






空気電池は、空気を必要とする電池です。

空気と(電池の)電解液が化学反応を起こして作動します。




空気と電解液が触れないように、新品の電池にはシールがはってあります。




使う直前にこのシールをはがすと、化学反応が起きて作動します。




シールをはがす途中








はがし終わり





はがし終わったら補聴器へセットします










空気電池は、まわりの温度湿度の影響を受けます。



「寒くなると電池寿命が短くなるなぁ」と感じる原因は

まわりの環境温度が大きく影響するためです。









今回は、冬場の電池管理の3つの工夫ご紹介しますおすましびっくり












①体温で電池をあたためましょう

「新しい電池を入れたのに補聴器が動作しない…。」

「新しい電池を入れたのに、電池交換合図がなる…。」

まだ電池が化学反応を起こしていないサインです。

まだ電池が反応できていません。

手のひらで電池を包んで、体温であたためてからお使いください。








② 電池は乾燥ケースの外で保管しましょう

夜7時にお風呂のために補聴器を外して、

朝7時に洗面を終えて補聴器をつける。

その間の12時間、補聴器も電池も乾燥ケース内で保管したとします。

この場合、電池寿命が54%~65%短くなってしまいます。

電池は乾燥ケースの外(ケースの蓋の上など)での保管をお願いします。





③ お部屋の換気をしましょう

特に冷える朝や夜は、沖縄でもファンヒーターをつけることってありますよね。

お部屋に二酸化炭素が多くなると、電池寿命は64%~77%短くなるそうです。

空気電池は乾燥したところも苦手ですが、二酸化炭素が多いのも苦手です。








このように、空気電池はこの3つが苦手です。

①低い温度






②乾燥したところ







③二酸化炭素






情報があると、少し安心しませんか?おすましハート

冷え込む時期は、特に気を付けて管理したいですねキラキラ 





















ご不明な点は、お気軽におたずねくださいうさぎハート


沖縄の難聴の方々のお役に立てますように…!

ブログでも情報発信をしています晴れ

きこえのトータルサポート 補聴器のぴあおうち










  


Posted by 補聴器のぴあ at 16:00Comments(0)● 補聴器● お知らせ I 空気電池

2018年12月16日

きこえの解決策 「クロス補聴器」




“きこえるほうの耳”ではなく、“きこえないほうの耳” に人がいたとき

その人の話がきこえなかったりしたことがありますか?



一側性難聴 の方のお役に立てる補聴器が

クロス補聴器(CROS補聴器) ですうさぎハート



前回に引き続き、機器情報をお届けします。

今回は「クロス補聴器(CROS補聴器)」をご紹介します。














人と人が横並びになる時って意外と多いですよね。

車の中、道を歩くとき、テレビを見るとき、飲食店のカウンターetc.



運転中に助手席から話しかけてくれるんだけど、

左は“きこえないほうの耳”だから話がきこえない。

一側性難聴の方は、横並びでの会話は特に困るのだそうです。



どうやって解決するのか。



“きこえないほうの耳” に「フォナッククロス(送信機)」をつけます。

“きこえないほうの耳” ですが、その耳にクロスをつけると

まわりの音声をキャッチします。



クロスにキャッチされた音声は

“きこえるほうの耳”へ電波でとばされますおすましびっくり

(“きこえるほうの耳”は一般の補聴器をつけています)



図であらわすと、このようになります。





クロスの欠点は、方向感覚が分かりにくいところです。

“きこえないほうの耳”のまわりの音声が反対耳に飛ばされることで

方向感覚や距離感が分かりにくいという欠点はありますが、

両方向からの音への認識力は改善されます晴れ♪赤



自分の立ち位置を変えることなく会話に参加できると

会話の楽しみ、得られるものが大きく広がっていくんだと、

お客様が教えてくださいましたニコびっくり










情報の選択肢が増えることで

「別の方法があるんだ」と前向きになれたり

「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」と気持ちが楽になれると思いますうさぎハート



実際の生活の中で選択していくことで

何かを発見したり、興味を持ったり、知らないうちに人の役に立っていたり☆

情報の選択肢があることが大切だなぁと感じています☆









きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ おうち







  


2018年12月14日

きこえの解決策 「 ロジャーフォーカス」





ブログをご覧いただいている皆さまこんばんはおすまし音符オレンジ



突然ですが、情報の選択肢 があることで

気持ちが少し楽になったり

何だか前向きにもなれることってありませんか?



今回は「きこえの解決策」の情報を、

機器の観点からお伝えしたいと思いますうさぎハート




















聴力を補う医療機器 「補聴器」 は

本物を見たことがない方でも、

その言葉やなんとなくの物の存在はご存じではないでしょうか。



しかし、こちらに挙げた 「ロジャーフォーカス」や

「クロス補聴器(CROS補聴器)」などの存在は、

聴覚関係のお仕事をしている方、難聴児を持つ親御さん、

ろう学校の先生方、難聴学級の先生方でないと

なかなか知らないことだと思います。



この機会に、機器の姿かたちをお伝えしていきますニコキラキラ 



まずは、「ロジャーフォーカス(Roger Focus)」



見た目は ”耳かけ型補聴器” ですが、補聴器ではありません。

実は"受信機” なのです... ニコびっくり

何を受信するのか?

ロジャー送信機のマイクから拾った音を受信します。



多くの子どもたちが一緒に学ぶ騒がしい教室で、

先生の声をよくききとれず授業に集中できない生徒もいます。



「知らない言葉」や「ききとりにくい言葉」でも、大人はある程度推測できます。

それは過去の知識や経験があるからで、

脳内に言葉のデータベースが作られているからです。

大人に比べて子どものその量は、少ないですよね。



先生の話が理解しにくいと、集中力を保つことも難しくもなります。



そんな子どもたちのきこえをサポートするのが

「ロジャーフォーカス」。 教育用デバイスです。



補聴器・人工内耳をつけていない方向けの受信機です。



先生のマイクから拾った音を受信するための

レシーバーが内蔵されているので、

耳にかけたロジャーフォーカスで先生の声を直接きくことができます。









ご存じでしたか? 「ロジャーフォーカス」。

お店で試聴体験もできます。

お貸出もできますので、ご希望の際にはお申し付けください。



次回のブログでは

きこえの解決策 「クロス補聴器(CROS補聴器)」をご紹介しようと考えています。

どうぞお楽しみに... うさぎハート





ブログをご覧いただきありがとうございます。

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