2020年11月06日

沖縄市の補聴器助成





広報おきなわ

2020 11月号 22ページに

軽度・中等度難聴児の

補聴器購入費用助成について

お知らせの掲載がありましたので

ご紹介させていただきますうさぎハート



こちらの助成は県の事業ですが

実施主体は市町村となっています。



例えば

沖縄市にお住まいの方は

沖縄市役所 障がい福祉課さんへ

お問い合わせくださいおすましキラキラ 



沖縄市役所 障がい福祉課

TEL: 098-939-1212

FAX: 098-939-7739









  


2020年03月05日

佐賀県、難聴児支援の拡充へ



こんにちはおすまし

今日は、佐賀県のニュースです本びっくり



片耳難聴児や人工内耳装用児を含む

すべての難聴児の補聴器購入費などへの

支援をおこなうことにより、

難聴児の言語獲得や教育等における

健全な発達をより一層推進するとして、

佐賀県は2020年度から軽度・中度難聴児の

補装具購入に対する支援を拡大することが

佐賀県予算案に組まれる予定とのことです。









(資料 : 佐賀県ホームページより)






今までは、

対象児の条件の1つとして

両耳難聴児とされていましたが、

片耳難聴児へと拡大されるそう。



また、

人工内耳の体外機の更新費

も補助の対象になるようです。



佐賀新聞LIVEより

2020年2月14日の記事をご紹介いたします。




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佐賀県が軽・中等度難聴児支援の拡充へ

片耳難聴や人工内耳にも



佐賀県は、障害者手帳の交付対象ではない

軽度・中度難聴児(18歳以下)の

補装具購入に対する支援を、来年度から拡充する。

両耳難聴だけだった対象者を片耳難聴にも広げ、

補聴器に加えて人工内耳の体外機の交換にも

助成金を出す。

従来の支援制度から漏れていた当事者の

保護者らが声を上げ、行政を動かした。



県は2015年度、

軽度・中度の難聴児が補聴器を購入する場合の

助成制度を創設した。

一般に10万円前後の費用がかかる補聴器の購入で、

身体障害者手帳を持つ難聴者には

原則9割の助成があるが、

中度以下の難聴者には負担軽減の制度がなく、

保護者会らの要望を受けてつくられた。



制度は、

難聴児が言葉を習得する機会を

損なわないようにすることが目的だが、

片方の耳が正常な片耳難聴の子どもは

助成の対象から外れていた。

昨年5月、伊万里市に住む当事者の両親が

「片耳難聴の会」をつくり、

支援を求めて活動を展開したことが

今回の拡充につながった。



人工内耳の体外機の交換に関しては、

経年劣化による買い替えに

健康保険が適用されるケースはほとんどなく、

1個約100万円の負担が

当事者に重くのしかかっていることから、

助成の対象に加えた。



県内では武雄市と鹿島市が

既に体外機交換の助成制度をつくり、

障害者手帳を持つ難聴者を対象に

上限18万円を支援している。

県の助成は

18歳以下で人工内耳の人は誰でも受けられ、

費用の3分の2を県と市町が負担

するよう調整している。

新年度予算案には拡充分230万円を盛り込んだ。



県障害福祉課の担当者は

「既存の制度では支援できなかった人たち

の声に応えた」と話す。

「片耳難聴の会」代表の山口学さん(49)は

「活動を始めて1年足らずで対応してもらい

感謝している。これからも

難聴児が学校生活で困ることがないように

環境づくりを進めてほしい」と求めた。



(引用おわり)

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「片耳難聴の会」の皆さんの活動ですが、

過去にいくつか紹介させていただきました。

ぜひご覧くださいうさぎハート



2019年08月05日
片耳難聴に公的支援を
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11213847.html


2020年01月13日
「片耳難聴の会」主催の講演会
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11407313.html








  


2019年10月07日

軽度・中等度難聴児の助成 (広報おきなわ10月号より)




広報おきなわ 2019年10月号

沖縄市障がい福祉課さんからのお知らせです。

以下、ご紹介させていただきます。












軽度・中等度難聴児の

補聴器購入費等助成申請を

受け付けています




軽度又は中等度の聴覚障害のある児童に対し、

補聴器の購入又は修理に要する費用の

一部を助成します。



対象/

本市に住所を有し、次の要件をすべて満たす方


① 申請日時点で18歳未満の方


② 両耳の聴力レベルが30dB以上70dB未満で、

 身体障害者手帳の交付対象とならない方


③ 補聴器の装用により

 言語の習得等に一定の効果が期待できると

 身体障害者福祉法第15条第1項に

 規定する耳鼻咽喉科の指定医師から

 判断されていること



●次の場合は対象外です


・助成対象者及び世帯員のうち

市民税所得割額が46万円以上である方がいる場合


・他の法令等の規定(障害者総合支援法など)による

給付が受けられる場合



※購入後の助成は受けられません。

 必ず購入前にご相談ください。




問合せ/
沖縄市障がい福祉課

内線(3158)





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【過去の関連ブログ】



2019年5月31日
軽度・中等度難聴児の助成 ―Roger(ロジャー)―
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11124540.html


2019年4月5日
こどもにとって、「聞く」は「育つ」
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11026544.html



2018年9月15日
きこえの環境整備で子どもの発達支援、教育支援を
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10711482.html



2018年7月13日
軽度・中等度難聴児の補聴器購入費の助成について
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10598092.html





きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ
kikoe3322pia@gmail.com




  


2019年05月31日

軽度・中等度難聴児の助成 ―Roger(ロジャー)―



身体障害者手帳の交付対象とならない

軽度または中等度の難聴のある児童に対して、

補聴器の購入または修理費用の一部を

助成する制度があります。



お客様の場合、

就学前検診をきっかけに病院受診し、

両耳に軽度の感音難聴があると診断を受け、

教育上の見地より

補聴器は両耳装用が望ましいとされました。



ご家庭で、学校で、

補聴器の試聴から始まり、

その効果を感じておられました。

病院の先生のご判断をいただき、

制度をとおして補聴器両耳の助成がおりました。



あれから約1年が経過しました。

学校生活において、

先生との距離が離れたり、

周囲に雑音がある環境にいる時に

補聴器装用のみでは

どうしても聴取が低下する場面がありました。



そんな問題を改善してくれたのが

Roger(ロジャー)でした。

お客様は、約5か月前から、

このRoger(ロジャー)という

補聴援助システムを使って、

国語、算数、社会など

授業の ”きこえ” に役立てています。

学校生活だけでなく、

おうちでも、家族とテレビを見る時に

ロジャーを使っていますおうちキラキラ 



使い方から充電まで、

すべてご自身でこなしています。

頼もしいです(^^)びっくりびっくり



今回、Roger(ロジャー)の助成が決定しました。

写真が、助成の決定券です。

わたしたちも嬉しいです。

良かったですねハート






お客様ご自身、ご家族様の、

疑問/悩みにこたえられるよう

今後も精一杯サポートいたしますおすまし音符オレンジ

学校、家庭、より良いきこえで

毎日を過ごせますようにハートハート




お客様、お母様、いつも ありがとうございます。





【参考】

2019年4月5日のブログ
こどもにとって、「聞く」は「育つ」
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11026544.html



2018年9月15日のブログ
きこえの環境整備で子どもの発達支援、教育支援を
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10711482.html



2018年7月13日のブログ
軽度・中等度難聴児の補聴器購入費の助成について
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10598092.html




  


2018年10月21日

先天性難聴 、早期発見・早期対応で ”きこえ” は改善できる時代に




赤ちゃんが、生まれつき難聴を伴っていることがあります。

先天性難聴といいます。

先天性難聴の原因は、

約半分が妊娠中の感染症、

残りの半分が遺伝子だといわれています。





先天性難聴は15年ほど前までは早期発見が難しいものでした。

2~3歳になって発語が悪いのに気づき、

検査を受けて難聴と分かるのが大半でした。

最近は新生児聴覚スクリーニングという検査によって

生まれて数日後には

難聴の可能性を調べることができるようになりました。

早期発見のみならず、

最近は聴力を改善できるようにもなってきました。





難聴の診断が確定したら、

生後6か月以内に療育を開始することがのぞましいとされています。

「聴覚障害児の療育等により

言語能力などの発達を確保する手法の研究」では、

生後6か月以内に「療育」を開始すれば

その後、良好なコミュニケーション能力を得られる可能性が

3倍高くなるとあります。





「新生児聴覚スクリーニングの効率的実施

および早期支援とその評価に関する研究」では、

重い難聴でも知的能力に差がなければ、

生後6か月から早期教育を受けた場合、

6歳になったときに獲得した語彙力は、

難聴のない子どもと同レベルであることがわかりました。

コミュニケーション能力を高めるために、

療育では、

補聴器を使って言葉の刺激を与えることが大切とされています。






補聴器の対象年齢は0歳からで、赤ちゃんの聴力に合わせて選びます。







補聴器を使って言葉の刺激を与えるのが大切なので、

軽度の難聴であっても補聴器の使用は推奨されています。

多くの自治体で

「軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費等助成」

の制度があります。

沖縄県でも約7割の市町村が実施しています。





補聴器を使っても効果が得られない場合には

人工内耳があります。

最近は人工内耳の性能が進歩して

重度難聴の子どもも、

聴力の劇的な改善が期待できるようになりました。





子どもの人工内耳の場合は、

1歳以上で両耳とも90dB以上の重度難聴が適応とされています。

2016年度からは、手術が保険適用となりました。

日本では18歳未満の人工内耳利用者は約2,500人いるそうです。

そのうち、

手術を受けても効果がない/非常に効果が乏しいケースは約1%。

そのぐらい人工内耳の性能は進歩しています。





このように、

昔は “発見” も “改善” も難しいとされてきた先天性難聴は、

“早期発見” 、“聴力の改善”

が期待できる時代になりました☆








※今回のブログは

「子どもの難聴」 日本耳鼻咽喉科学会 専門医 福島邦博氏

「ママと呼んで欲しいから」 京都大学名誉教授 本庄巌氏 監修 からの

引用・参考とさせていただきました。







いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます晴れキラキラ 

きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ





  


2018年09月15日

補聴器を早めに装用、きこえの環境整備で子どもの発達支援、教育支援を





先天的なものと

徐々にきこえが悪くなる進行性のもの

とを合わせると、

「軽度・中等度難聴児」は

1,000人に2人~3人の割合だといわれています。




軽度(聴力の測定値が25-40dB)

中度(聴力の測定値が40-70dB)

のきこえというのは、




小声だと聞き取りづらい程度

(軽度)から、

普通の会話の聞き取りが困難な程度

(中度)をさします。




きこえの問題がなく「正常」だと

いわれているのは0dB-25dBであり、

「軽度・中等度難聴児」は個人差はあれ、

きこえの支援が必要とされています。




しかし ”身体障害者” と認定され

助成を受けられる対象は

高度以上(聴力の測定値が70dB以上)であるため、

この子どもたちは対象外になってしまう。



そこで、

対象外となってしまう「軽度・中等度難聴児」

に対して、

沖縄県知事は

予算の範囲内において”補助金を交付する”

ことを発表しています。

その目的は、

言語の習得

教育等における健全な発達の支援

福祉の増進です。

(※ただし、市町村単位での実施のため、

 助成事業がおこなわれていない市町村には

 該当しません。)




例えば、

この助成事業を実施している沖縄市では、

沖縄市子ども支援ガイドブックOKIIKU手帖

(沖縄市 こどものまち推進部 こども企画課 発行)




沖縄市障がい福祉ハンドブック

(沖縄市 健康福祉部 障がい福祉課 発行)




広報おきなわ8月号

(沖縄市 秘書広報課 発行)





などに受付の案内が掲載されています。





平成30年に入ってからは、

沖縄県内では約7割の市町村

「軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費等助成」

事業
を実施しています。






写真の機器は、

フォナック(メーカー名)の

デジタルワイヤレス補聴援助システム

「ロジャー(roger)」の送信機+受信機の一例です。

以前はFMシステムが主流だったのですが、

現在ではロジャーシステムへと移行してきています。




医師の適合診断や

申請を受け付ける市町村によって

実際の申請が可能かどうかは異なりますが、



以前は 「対象は補聴器のみ」 でしたので

子どもの発達面、教育面の重要性への理解は

進んでいるように思います。




しかし、

難聴児を持つ親御さんの意見をうかがうと、

機器等の物理的支援、

情報支援、心理的支援など

多角的にもっと良くなってほしいとのことでした。


  


2018年08月07日

沖縄市の”障がい福祉”案内が新しくなりました



以前のブログで

総合支援法に基づいた補聴器購入費の助成、

軽度・中等度難聴児の補聴器購入費の助成など

お伝えしてまいりましたが、

私たちが制度について参考にさせていただいていた

”沖縄市の福祉”についての冊子が

このたび新しくなりましたキラキラ 

新たな冊子はこちらですキラキラ 


(新)


以前はこちらでした、↓
(旧)





いつもお世話になっている

沖縄市障がい者福祉協会さんにお招きいただき

勉強会へ参加させてもらいました。

その際に新しい「障がい福祉ガイドブック」をいただきました。

ありがとうございますおすまし





私たち「補聴器のぴあ」は

障害者総合支援法補聴器取扱店です。

こちらの”身体障害者手帳”において、



高度・重度の ”聴覚障害” の等級(6級~2級)を

お持ちの方が、

補聴器購入費の助成を申請希望の場合の

お手伝いをおこなっています。





また、

現在手帳はお持ちでない方で、

れから手帳の申請希望の場合もお役に立てます。
お声かけくださいませ。





サクラお知らせサクラ

下記の日時で「ミニ福祉機器体験会」が開催されます

◆8月16日(木)

◆10時~16時

◆沖縄市社会福祉センター2階

福祉機器を体験いただけます。

あわせて聴力チェックも出来ます。




地域の皆さん、

聴覚障害児をお持ちの親御さん、

聴覚障害支援関係者の皆さん、

”きこえ”に関心のある沖縄の皆さん、

この機会に足をお運びください。





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きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ
http://ryuka-jp.co.jp/


〒904-2155
沖縄市美原1-17-10

(TEL) 098-921-3322【みみふたつ】
(FAX) 098-921-3323

kikoe3322pia@gmail.com






⚪︎お持ちの補聴器での再チャレンジサポート

⚪︎難聴・片耳難聴・補聴器などのご相談受付

⚪︎調整・点検・クリーニング・修理受付

⚪︎補聴器をつけての効果測定

⚪︎耳のトレーニング

⚪︎補聴器の助成金の相談と申請のお手伝い

⚪︎日常生活用具・磁気ループなどの相談・販売




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2018年07月13日

軽度・中等度難聴児の補聴器購入費の助成


前回のブログで少しお伝えした

「軽度・中等度難聴児の補聴器購入費の助成」

について内容を詳しくお伝えします。




「軽度・中等度難聴児の補聴器購入費の助成」とは・・・

身体障害者手帳の交付対象とならない

軽度又は中等度の聴覚障害のある児童に対し、

補聴器の購入又は修理に要する

費用の一部を助成する制度です。

 

市町村によって申請手続き、内容が異なりますので

詳しくはお住まいの市町村へお問い合わせください。

今回は沖縄市の内容・申請手続きを紹介しますよつば




●対象となる方●

沖縄市内に住所を有する方で、次の要件をすべて満たす方

  18歳未満の児童(申請日時点の年齢)

  両耳の聴力レベルが30デシベル以上

    70デシベル未満で、身体障害者手帳の交付対象とならない方

  補聴器の装用により、言語の習得などに

   一定の効果が期待できると身体障害者福祉法15条第1項に

    規定する耳鼻咽喉科の指定医師から判断されていること


※助成対象者及び助成対象者の属する世帯員のうち、

 市民税所得割額が46万円以上である者がいる場合は助成対象となりません。


※他の法令などの規定(障害者総合支援法など)

 による給付が受けられる場合は、対象外となります。

 

●助成対象費用●

補聴器の購入又は修理に要する費用の3分の2を助成。

申請者負担は3分の1

(ただし、市民税非課税世帯及び生活保護世帯は自己負担なし)


※補聴器購入費等にはそれぞれ対象となる基準額があり、

 購入費及び修理費の一部が助成対象となります。

(予算に限りがあります。予算がなくなり次第終了となります。)

 

●申請手続き●

事前申請のため、購入後の助成は受けられません。

あらかじめ担当窓口に相談してください。

●申請期間●

平成28年4月1日より、随時受付。

●申請に必要な書類●

身体障害者福祉法15条に規定する指定医師からの意見書

(窓口に意見書様式はあります。)






平成28年度版 沖縄市 福祉のしおり抜粋


18歳までの期間は、知識や思考、知能の基本となる

言語能力が育まれるとても大切な時期です。

気になる方は早めの耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。

まずは補聴器について詳しく聞きたいという方は、

お気軽に店舗までお問い合わせください(*^▽^*)キラキラ 

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きこえのトータルサポート
  補聴器のぴあ

℡ :098−921−3322
Mail:kikoe3322pia@gmail.com

詳しい情報はホームページもチェックして下さい電球
HP :http://ryuka-jp.co.jp



⚪︎お持ちの補聴器での再チャレンジサポート
⚪︎難聴・片耳難聴・補聴器などのご相談受付
⚪︎調整・点検・クリーニング・修理受付
⚪︎補聴器をつけての効果測定
⚪︎耳のトレーニング
⚪︎補聴器の助成金の相談と申請のお手伝い
⚪︎日常生活用具・磁気ループなどの相談・販売

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