2019年08月31日

見逃さないで!子どもの難聴




一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会のホームページに

「見逃さないで!子どもの難聴」が掲載されました。

以下、文章引用にてご紹介させていただきます。





子どもの難聴は
早期発見がとても重要







両耳に難聴がある赤ちゃんは、

およそ1000人に1人の割合で見つかります。

ほかの先天性疾患に比べ、

その頻度は高いといえるでしょう。

最近は、新生児聴覚スクリーニング検査によって

発見されるケースも増えています。



新生児聴覚スクリーング検査とは、

産科や助産院において、

赤ちゃんの出生直後に行われる、

聞こえの簡易検査のことです。

中等度以上の難聴の有無を確認する

10分程度の検査で、

赤ちゃんが、

自然に寝ている時をみはからって行なわれ、

痛みや違和感などもない、安全な検査です。



難聴は早期発見が非常に大切で、

聞く力や話す力をつける練習を

早くに始められるほど、

ことばを十分に獲得し、

スムーズにコミュニケーション

できるようになる可能性が高まります。

そういう意味で、

新生児聴覚スクリーニング検査の意義は

非常に大きく、

欧米では検査の実施を義務づけている国もあります。

ただ、日本国内では

新生児聴覚スクリーニングの実施は

まだ十分ではないため、

出生直後に受けられなかった場合には、

1カ月検診時に相談するように心がけるとともに、

以下の

家庭でできる耳のきこえと言葉の発達のチェック表

もご活用ください。




家庭でできる耳のきこえと言葉の発達のチェック表
http://www.jibika.or.jp/owned/hwel/news/pdf/kikoe_check.pdf










新生児期以降に
生じる難聴もある!


新生児聴覚スクリーニング検査で

特に異常がなかったとしても、

新生児期以降に

遅れて難聴が生じることもあります。



乳幼児は

難聴を自ら訴えることができないうえ、

難聴があっても人の表情や身振り、

周囲の状況などを見ながら

行動する傾向があります。

また、たとえ聞こえが十分でなくても、

ことばを発することもあります。

そのため保護者や周りの大人が

赤ちゃんの聞こえの異変に気づくことは

思いの外難しく、

その結果難聴の発見が遅れてしまう、

ということは決して珍しくありません。



だからこそ、

スクリーニング検査を受けていない場合はもちろん、

新生児のときに受けた検査では

問題を指摘されなかった場合でも、

乳幼児健診で、

気になることがある場合や

指摘などを受けたときには

耳鼻咽喉科専門医に

聞こえの状態を確認してもらうことが大事です。



難聴に気づかないまま、

聞こえにくい状態が長期間続いてしまうと、

ことばの獲得が困難になり、

その後の生活にも大きく影響します。

出来るだけ早いタイミングで難聴を発見し、

適切な治療や補聴器の装用などを行えば、

十分にことばを獲得できる可能性も高まります。

その意味でも、

新生児聴覚スクリーニング検査だけでなく、

多くの子どもがことばを話し始める時期

に当たる1歳6か月児健診、

ことばを習得する時期に当たる3歳児健診も

聞こえの確認をするうえで非常に重要と言えます。



もちろん、

呼びかけやテレビの音などに反応しない、

月齢の割にことばが極端に遅れているなど、

子どもの様子で気になることがある場合は、

健診を待たずに、

すぐに耳鼻咽喉科を受診することが大切です。

1歳6か月児、3歳児の聞こえの確認について、

以下詳細資料もございますので、是非ご覧ください。



1歳6か月児健康診査における聞こえの確認
http://www.jibika.or.jp/members/iinkaikara/pdf/hearing_loss-you.pdf




3歳児健康診査における聞こえの確認
http://www.jibika.or.jp/members/iinkaikara/pdf/hearing_loss-ai.pdf







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過去のブログ

【新生児の難聴、早期支援に関して】



2018年9月15日
新生児の検査・支援はこどもの可能性を広げる
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10711482.html



2018年10月19日
こどもの難聴(就学前検査、校医検診、公費制度)
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10770591.html



2018年10月21日
先天性難聴の早期発見・早期対応
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10773181.html



2019年4月15日
療育環境の整備を目指す議連発足
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11059729.html



2019年06月08日
政府、新生児の難聴の早期支援策
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11136078.html








  


Posted by 補聴器のぴあ at 11:54Comments(0)● 難聴  I こどもの難聴

2019年08月26日

今日も一日・・・


補聴器をご愛用いただいている皆様、

今日初めてご来店・ご相談いただいた皆様、

お問合せいただいた皆様、

お世話になっております耳鼻科の先生、

今日も一日ありがとうございました おすましハート




  

Posted by 補聴器のぴあ at 18:31Comments(0)● お知らせ

2019年08月21日

おやすみのお知らせ




8/22(木)~24(土) 研修のため

8/25(日) 日曜定休のため

店舗をお休みさせていただきます。



8/26(月)より通常営業いたします。

申し訳ございませんが、

ご理解のほどよろしくお願いいたします。





きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ


  
タグ :お知らせ


Posted by 補聴器のぴあ at 10:43Comments(0)● お知らせ

2019年08月19日

耳あな型オーダーメイド補聴器












お客様によろこんでいただき、感謝申し上げますうさぎハート

きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ




  


Posted by 補聴器のぴあ at 17:42Comments(0)● お客様● 補聴器

2019年08月16日

お客様のおかげで




きこえに不自由を感じ始めたのは約7年前で

耳鼻科医からの診断は加齢性の難聴。

補聴器店に足を運ぶのは初めてで、

借りて、使って、慣れて、比べて

約2ヶ月かけて、きこえる新たな人生になりましたうさぎハート



補聴器が、体の、耳の一部となっていること、

人生の中になくてはならないものになっていることを

伝えてくださいました。













私たちは補聴器フィッティングに責務をもち

日々研鑽を積んでいます。

そして、お客様と真剣に向き合うなかで

色々な気づきをいただいていています。

本当に お客様に感謝しています。

いつも、ありがとうございます うさぎハート



あの日あの時の出来事、感覚、お客様のことばが

何週間後、数か月後にハッとつながる瞬間があったり

お客様の喜びをともに共有させていただいていること、

ありがたく感じています。



日頃のお客様に対する感謝を文字にしたくて

今回のブログを書きました おすまし

今日も一日ありがとうございました おうち





きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ






  


Posted by 補聴器のぴあ at 18:25Comments(0)● お客様

2019年08月09日

銀行で 「耳マーク」 を見つけました (^^) ♪



きこえにくさは外見からは気づきにくいものです。

きこえにくいことで人から誤解されたり

銀行、病院、役所など外出先で

呼ばれたけれど気づかなかったために

後回しにされることもあります。





近所の銀行で見つけました、耳マークびっくり






この「耳マーク」が銀行、病院、役所など

窓口に掲示してある場合は

きこえない方・きこえにくい方への配慮を表しています。



難聴者からの申し出があれば、

「必要な援助をおこないます」という意思表示です。



そして、きこえにくい方が、

「私はきこえにくいです」

という自己表現するためのマークです。



耳マークは、こうして2通りの意味で使われていますびっくり






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【過去の関連ブログ】



2018年08月03日

きこえに関する表示(その②)

https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10636874.html





2019年01月13日

筆談お願いシール

https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10906679.html





2019年01月16日

きこえに関する表示

https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10910970.html





2019年02月14日

災害関連グッズ

https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10954881.html





  


2019年08月01日

受章おめでとうございます!


お客様が

「令和元年 春の叙勲 瑞宝双光章」を受賞されました。

私がお声かけさせていただきたときも

「自分が出来るだけをやっただけよ。

こどもたちはみんな可愛い孫みたいなものよ。」

と、おっしゃっていました。

宮城様、受章おめでとうございます。



以下、沖縄市Facebookよりご紹介いたしますキラキラ 



【更正保護功労で春の叙勲受章】

23年にわたる更正保護功労の功績に対し、

令和元年春の叙勲で瑞宝双光章が贈られた

保護司の宮城光子さんが、7月29日、

中部保護区保護司会の皆さんとともに市役所を訪れ、

與那嶺副市長に受章の報告を行いました。



現在も保護司として活動を続けている宮城さんは

「当たり前のことをやっただけ。

根負けしそうなこともあるが、

一生懸命やればこどもたちは応えてくれる。

自分一人の力ではなく、

周りの先輩方の教えなどもあって受章することができた」と、

受章の喜びと周りへの感謝を話されました。



宮城さんは、

集団就職や通信制の高校で勉学をおこなった

自らの経験等をふまえ、

1996年から23年にわたり、

保護司として保護観察中のこどもや成人に寄り添い

支援を続けています。

瑞宝双光章のご受章、誠におめでとうございます。









  


Posted by 補聴器のぴあ at 16:22Comments(0)● お客様● お知らせ