2022年12月08日
「こんなに進化!最新の補聴器」
NHK出版 × 日本補聴器工業会の
「補聴器で毎日はつらつ」より、
第5回の記事をご紹介させていただきます


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第5回
「こんなに進化!最新の補聴器」
補聴器をつけると
どのぐらい聞こえるようになるのだろうかと
気になる人が多いと思います。
しかし、最近の補聴器は大きく進歩し、
雑音を除去したり、自動で音量を調節する機能
なども搭載されています。
さらには、スマートフォンと連携する補聴器も登場。
補聴器の最新情報をお伝えします。
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◆ デジタル補聴器は小さなコンピュータ
補聴器はこの10年ほどで大きく進化しています。
それはプロセッサ(ICチップ)の
進歩によるものです。
ICチップはとても小さなコンピュータで、
大量のデータを記憶したり、
複雑な処理を行うことができます。
現在は、このICチップを内蔵したデジタル補聴器が
広く普及しています。
デジタル補聴器は音をより聞きやすくするために、
次のような機能を備えています。
① 会話音なのか雑音なのかを分析して区別する
② 音をいくつかの周波数帯に分けて、
それぞれを分析・処理して、
より聞きやすい音に加工する
③ 特定の方向(一般的には前方)からくる音の
感度を高めて聞きやすくしたり、
どの方向から音がきているかを分析して
聞きやすくする
④ 無線機能を使うことで、テレビや電話の音を
補聴器で直接聞くことができる
こうした機能の中でも、もっとも進化したのが、
雑音を抑制する機能です。
正常な聴力の人でも、
雑音の大きい環境では聞き取りにくくなりますが、
難聴の人ではさらに聞きづらくなります。
しかし、前述の技術を組み合わせた
雑音を取り除く機能が向上したことにより、
会話が聞き取りやすくなりました。
◆ 自動調節やスマートフォンとの連携も
ほかにもさまざまな機能が進化しています。
そのひとつが、状況に応じて補聴器が自動で
音量や音質を調整してくれるものです。
たとえば、騒々しいところや静かなところによって
自動的に音量(ボリューム)の調節をしたり、
パーティーや1対1の会話など
その場の音の環境を自動的に判断して
あらかじめ設定した音質・音量のプログラムを
切り替えたり、
音楽を聞くためのモードに設定できたりします。
また、補聴器の使用状況を記憶・学習し、
使うほどに聞き取りやすい音に自動調整
する機能も登場しています。
さらに、スマートフォンと接続すれば、
離れた場所の補聴器販売店から
遠隔で補聴器の調整を行ったり、
万が一補聴器を紛失した時に、補聴器の推定位置を
スマートフォンに表示された地図上から
探すことができる補聴器も登場しています。
このように補聴器は
快適な生活のために進化を続けています。
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Q 補聴器と集音器は違うもの?
A この2つはまったく違うものです。
補聴器は厚生労働省が定める基準を満たして
管理医療機器として認められていますが、
集音器は認められていません。
集音器は音を増幅させる機能はありますが、
聞こえの効果や安全性が保障されていません。
適切に調整し、効果を確認しながらトレーニングする
補聴器とは異なるため、インターネット通販などで
安価に購入することができるのです。
Q 補聴器の価格差はどこから?
A 補聴器は高価なものだと感じるかもしれません。
また、価格差も大きいため、
選ぶ際に不安に思う人が多いそうです。
実際、同じメーカーでも幅広い価格帯で
商品を揃えており、
数万円から数十万円の価格差があります。
価格差の理由のひとつは、
ICチップの処理能力の違いによるものといえます。
つまり補聴器に搭載された機能や性能の違い
というわけです。
機能・性能が高ければ価格は当然高くなります。
とはいえ、
高価だからいいというものではありません。
その人の聴力や
使用目的によって選ぶことが大切です。
なお、価格には補聴器の調整やトレーニング期間の
フォローも含まれていることが一般的です。
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以上、
NHK出版 × 日本補聴器工業会
「補聴器で毎日はつらつ」より、
第5回の記事のご紹介でした


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Posted by 補聴器のぴあ at 12:00│Comments(0)
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