2019年11月26日
電話リレーサービス、再来年から公共サービスに
電話リレーサービス、
再来年から公共サービスに
24時間利用も検討
警察・消防への通報受付も検討
以下、
2019年11月25日 NHK NEWS WEBより
ご紹介させていただきます。
総務省は、
手話の通訳などを介して
耳が聞こえない人が電話を利用できる
「電話リレーサービス」を、
再来年の4月から
公共のサービスとして
提供する方針を明らかにしました。
電話リレーサービスは、
手話の同時通訳を介して
テレビ電話でやり取りしたり、
文字のチャットを使ったりして
耳が聞こえない人と聞こえる人を
電話でつなぐサービスです。
これまでは民間団体が
モデル事業として限定的に提供していましたが、
警察や消防への通報は
受け付けていなかったことから、
利用者からは
国の責任で公共サービスとして
提供してほしいという声が上がっていました。
これについて、
25日開かれた総務省の有識者会議では、
総務省の担当者が、
再来年の4月から電話リレーサービスを
公共サービスとして提供する方針を示し、
耳が聞こえない人が
24時間使えるようなサービスを目指したい
と述べました。
総務省によりますと、
利用者は
テレビ電話のデータ通信料や
手話通訳と耳が聞こえる人との通話料を
負担しますが、
手話通訳の人件費や
システムの整備費用は
固定電話や携帯電話のすべての契約者が
一律に負担して賄う方向で
検討を進めるということです。
総務省によりますと、
電話の契約者の負担は
月額で1円程度になると見られるということです。
総務省は、今後、
「電話リレーサービス」の提供に向け、
警察や消防への通報も含める方向で
制度や仕組みを整えることにしています。
引用以上
添付のYouTubeは、
モデル事業で電話リレーサービスを提供していた
日本財団さんの動画です
https://m.youtube.com/watch?v=3iKhExxbjTE