2019年06月14日

「本当は活動的になりたい」「冒険したい」



家族にテレビが大きいと言われる。

自分の音量は40~45で家族は15。

T様は、息子様にすすめられてのご来店でした。



たまに友人とレストランへ行くぐらいの外出ですが

「本当は活動的になりたい」「冒険したい」

と打ち明けてくださいました。

各種測定の結果から、耳かけ型補聴器のフィッティングをおこない、

取扱い練習をして、貸出をおこないました。



耳トレのなかで、T様の評価としては

「補聴器をつけるとスッキリする感じになる」「理解しやすくなる」

「嬉しい」と笑顔でうれしそうにおっしゃっていました。



物を失くすこともあるので小さい補聴器は心配、

手元で大きく操作できるものを、と別の息子様からの提案があり、

別の種類の補聴器「ポケット型」に変えて貸出をおこないましたが

T様の評価は「使っていて、落としそうで怖かった、前のがいい」。

再度、耳かけ型補聴器で耳トレをおこなうことになりました。



あれから3ヵ月。

「15年ぶりにパソコンをいじりはじめたキラキラ 

「頭はスッキリするし、人の話が最後まで分かるようになったキラキラ 

私はとても嬉しかったです。

さらに、次のことも教えてくださいました。



世の中を渡るのは、目と口と耳。

目で見るけど、ことばがきこえないと意味が分からない。

だから目で見たあとに物を言うのは耳と思う。

耳で話をするのは人間の仕事だはずよ。

知能を動かすのは目の次に耳だはず。



真剣にお話してくださるのをききながら

私はメッセージを書き留めるのに精一杯でした。

今ブログを書きながらも、その場面と表情がはっきり思い出されます。



客観評価においても補聴器の装用閾値は出ており、

装用時間も確保できており、きこえの面で喜んでいただいて何よりです。



初めてお会いした3月頃のT様と比べて、

顔を上げて笑顔でお話をされるようになり、

また、会話のキャッチボールのテンポが良くなったと感じます。



息子様方も本人が決めたのなら良いことだと、

T様の補聴器装用を応援してくださっていて、私も感謝しています。



時には「私は早く覚えられないのよ」とおっしゃりながらも、

1つ1つ、着実にクリアしていっているT様ですおすましびっくりびっくり



実際に補聴器を装用するご本人様が

● 難聴によって生活に不自由を感じている

● 本当はその不自由を改善したいと思っている こと

この2点がとても大切になっていることを実感しました。




T様、息子様、いつも ありがとうございます。


「本当は活動的になりたい」「冒険したい」


「本当は活動的になりたい」「冒険したい」







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