2019年05月27日
伝音難聴は手術で改善の可能性あり ②
前回、きこえを良くするための難聴改善手術として
鼓膜形成術についてご紹介しました。
今回は「アブミ骨手術」についてご紹介いたします。
アブミ骨とは、鼓膜の奥にある3種類の骨のうちの1つです。
3種類の骨が連動することで空気振動を増幅させる役割を担っています。
鼓膜からキャッチした空気振動も、この骨が動かないとなると、
その奥にあるカタツムリのような器官「蝸牛」のリンパ液が
十分に振動できなくなり、その結果、細胞に刺激が届かず、
脳に音が伝わらなくなるという仕組みです。

そのため、
音を伝える3種類の骨が(耳小骨といいます)動かないことで
難聴をきたしている場合には、
外科的な手術が必要になることがあります。
以下、一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会さんのホームページより
引用させていただきます。
3種類ある耳小骨のうち、
一番奥にあるアブミ骨が固まって動かなくなることで起こる難聴は
耳硬化症とよばれます。
原因はよくわかっていませんが、多くは中年以降に発症し、
ゆっくりと両耳の難聴が進行していきます。
これを改善するのが「アブミ骨手術」です。
「アブミ骨手術」では、硬くなったアブミ骨の一部を、
テフロンなどを原料とする人工耳小骨に取り換えます。
アブミ骨の動きが良くなれば、
鼓膜でとらえた振動がスムーズに内耳に伝達されるようになるため、
劇的な聴力の回復が期待できます。
アブミ骨手術も全身麻酔で行われるのが一般的ですが、
局部麻酔で行っている施設もあります。
近年、伝音難聴の治療法は確実に進歩しており、
鼓膜形成、鼓室形成術、アブミ骨手術により、
聴力の改善が期待できるようになりました。
一方で加齢性難聴などの感音難聴の場合、
治療は困難だと言われていますが、
重い難聴の方は人工内耳手術を行うことで聞き取りが改善する可能性もあります。
難聴の原因は多岐に渡り、そのすべてに手術が有効というわけではありませんが、
専門医とよく相談し、自分にとっての最善の治療法に前向きに取り組みながら
「聞こえ」と「生活の質」の向上を目指しましょう。
以上
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難聴には、
・伝音難聴
・感音難聴
・混合性難聴 の3種類がありますが、
伝音難聴の場合、その治療の進歩により
聴力の改善が期待されるとのことです



情報の選択肢があることで、
きこえでお困りの方と、そのご家族様が
ご自身に合う方法を相談できる・選択できることは大切だと考えています


きこえに関心をもっていただきありがとうございます。
きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ
