2018年10月30日
”手帳型” か ”カード型” か 好きな方が選択できるようになります
10月24日におこなわれた
厚生労働省の第91回社会保障審議会障害者部会で
障害者手帳のカード化について話し合いがおこなわれ、
希望者には “カード型” で交付できるようにしていくと決めました。
省令が改正されたあと、実際にカード型で発行するかどうかは、
自治体の判断にゆだねるそうです。
聴覚障害者も所有する「身体障害者手帳」。
手帳のサイズは縦10cm前後で、
基本情報は紙製の手帳に加筆していく形がとられています。

現行の ”手帳型” 身体障害者手帳
ちなみに、
知的障害者が所有する「療育手帳」については
既にカード型が発行可能になっていて、一部の自治体は導入されています。

山口県では「療育手帳」のカード型を導入
「身体障害者手帳」もカード化への要望はありました。
お財布、カード入れ、名刺入れ、そのどれにも入らず
大きくて持ち運びが不便という当事者の意見でした。
健康保険証のカード化の時代の流れ、
マイナンバー制度によって必要な情報が効率的に取得できる
という環境整備もともなって、「身体障害者手帳」においても
”カード型” の検討に着手することになったそうです。

カード化された健康保険証

情報管理が効率化したマイナンバー制度
厚生労働省の資料には、カード型のイメージが公開されています。
オモテ面
ウラ面
現在の ”手帳型” は記載内容が外から見えにくい利点があるため、
“手帳型” か “カード型” か 好きな方を選択可能にするそうです。
省令が改正されてから自治体ごとに導入されるため、
今後くわしい発表がありましたらお知らせいたします

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