2018年10月20日
難聴予防に防音保護具(イヤーマフ・イヤープラグ)は有効
耳に関する素朴な疑問シリーズ。
「『よく聞こえない』ときの耳の本」より
引き続き紹介してまいります
( 監修 : 岩手医科大学病院 耳鼻咽喉科教授 佐藤宏昭医師 )
Q5
難聴予防に耳栓は有効?
A
大音量リスクは事前の耳栓で予防が可能
100dB以上の大音量は
短時間に急性難聴を引き起こす恐れがありますが、
運動会のスタート合図の ピストル音、
花火や爆竹の 爆発音を至近距離で聞いた場合や
大音量ライブなどでも
難聴を引き起こす場合があります。
リスクのある状況下では、
耳栓などの防音保護具により耳を保護することで
リスクを減らせます。
空港職員や、
大きな音が発生するMRIを扱う医療従事者、
射撃場のスタッフなど
85dB以上の騒音性職場では、
イヤープラグ(EP)やイヤーマフ(EM)などの
防音保護具の着用が義務付けられています。
大きな音が発生するMRIを扱う医療従事者、
射撃場のスタッフなど
85dB以上の騒音性職場では、
イヤープラグ(EP)やイヤーマフ(EM)などの
防音保護具の着用が義務付けられています。