「補聴器は生活の質を改善します」
NHK出版 × 日本補聴器工業会の
「補聴器で毎日はつらつ」より、
第6回の記事をご紹介させていただきます
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第6回
「補聴器は生活の質を改善します」
補聴器は聞こえが悪くなった人にとって、
安全で快適な生活を送るための手助けとなる
重要な道具のひとつです。
実際に使用している人が
どのように生活が変わったのか、
データを通して見てみます。
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◆ 補聴器は仕事でも日常生活でも役立っている
「補聴器を使うのは本当に困ってからでよい」
このように考えている人は多いかもしれません。
しかし、加齢性難聴は徐々に進行しますから、
そのまま過ごしていると
聞く力が低下していること自体に
気がつかないことがあります。
家族や仕事仲間との大切な話が
聞こえていなくてトラブルになったり、
ちょっとした世間話から遠ざかるうちに
人間関係まで希薄になってしまったり。
そうした状況になって、
改めて聞こえの状態に気づくこともあります。
快適で充実した生活を維持し続けるためには、
心身の健康とともに
聞こえの問題にも早めの対処が大切です。
補聴器に関する大規模な実態調査
「ジャパントラック」が2012年、
2015年に続いて、2018年にも行われました。
その調査からわかった
興味深いデータをご紹介します。
目を引くのは、グラフ1のように
仕事をしている補聴器所有者の93%が、
補聴器は仕事で役に立っている
と回答していることです。
補聴器は
コミュニケーションが大切な仕事の場で
大いに役立っているのです。
また、グラフ2のように
補聴器を使用するようになってから
信号機の音が聞こえたり、
車が近づいてくるのがわかるようになったりし、
街に出かけることに自信をもつようになった
と答えた人もいます。
街中では、音で危険を知ることも多いですから、
補聴器は命を守るために役立つ
といえるかもしれません。
こうしたデータから、
補聴器は仕事上はもちろん、
日常生活を送るうえでも
役立っていることがわかります。
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◆ QOLを高めるために
補聴器の役割はますます重要に
これらの結果を
まとめて端的に示すのが、
生活の質(QOL)に関する質問です。
グラフ3のように、
89%の補聴器所有者が
補聴器の使用によって
生活の質が改善したと答えています。
これは高齢化が進む現代において、
とても大きな意味をもちます。
QOLとは、
「いきがい」や「人生の満足感」などを指します。
QOLの向上のためには
体も心も健康で、自立した生活を送る一方で、
社会との関わりを保つことが
とても重要な要素になります。
補聴器はそれを補助するもののひとつ
といってもよいでしょう。
聞こえを改善して
家族や仲間とのコミュニケーションを図り
自立した生活を続ける。
補聴器の役割は
今後ますます大きくなってくるといえます。
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以上、
NHK出版 × 日本補聴器工業会
「補聴器で毎日はつらつ」より、
第6回の記事のご紹介でした
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