会話の細部が見える!分かる!音声認識アプリ「UDトーク」

補聴器のぴあ

2018年10月10日 16:27





情報保障の現場で役立つアプリ。

その名を「UDトーク」といいます。
(よみかた:ユーディートーク)



「UDトーク」は

音声認識 によって、
目の前の会話をリアルタイムで文字にします。


スマートフォンやタブレットの画面上に字幕表示されるのです。
無料アプリで、誰でも簡単にダウンロードできます。






障害者雇用をおこなっているANAなどの大手企業、





厚生労働省などの官公庁





教育機関 (特に、大学では100大学以上)






個人での活用のみならず

様々な機関では「UDトーク」”導入” されています。



(こういった屋外イベントでも・・・!)





聴覚障害者と健聴者との会話は、要約筆記や手話が一般的です。

要約筆記は字のごとく、
文字を書き取る人が 内容を“要約”して表示します。


話の要点をつかむのに長けていて、
実際の内容というと30%ほどしか書かれません。



話の細部を知ったり、
ニュアンスを感じ取るのが難しいと、
聴覚障害者の方からお話をうかがいました。



この「UDトーク」では、
音声認識が上手くいくと
話した内容のほぼ100%が表示されます。




話した内容が文字になるだけでなく、

漢字に“ふりがな”をつける設定に変えることができます。


(ふりがなONの設定)





(ふりがなOFFの設定)











また、画面に指2本で触れて、ピンチイン・アウトすれば
文字の拡大・縮小もできます。


(もっと小さくもできます)



(もっと大きくもできます)










さらに、外国語への翻訳機能もついています。




そして、音声認識だけでなく、
手書き入力
もできます。









「UDトーク」
主に聴覚障害者とのコミュニケーション支援のためのアプリでしたが、
おとな・子ども・外国人・障害の有無に関わらず
コミュニケーションのユニバーサルデザインを支援するための
アプリになっています!





開発者の青木秀仁氏は

「今後は若い人に使ってほしいです。

こういうのを当たり前に使っている世代が社会に出ていくことが、

社会を変えていくきっかけになると思います。」と語っています。




実は・・・。

「UDトーク」は、他製品とコラボレーションもしています。

内容については次回をお楽しみに・・・

















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