大音量ライブは耳に危険?ロックフェス公式グッズで 「イヤーマフ」発売へ
耳に関する素朴な疑問シリーズ。
引き続き、「『よく聞こえない』ときの耳の本」より、紹介してまいります。
( 監修 : 岩手医科大学病院 耳鼻咽喉科教授 佐藤宏昭医師 )
Q1
大音量ライブは耳に危険?
A
寝不足や飲酒後などでは とくに注意が必要
現在、世界的にもっとも危惧されている難聴発症リスクが
「娯楽による騒音」つまり、
携帯音楽プレーヤーによる音楽聴取や、
ディスコ、クラブ、バー、
ライブ、スポーツなどの
危険なレベルの騒音にさらされる娯楽の場への参加
とされています。
ちなみに
ジェット機の通過音を
間近で聴取すると
120dB以上ですが、
ライブ会場などで
それを超える
140dB以上の音を一瞬でも体験すると
不可逆的な難聴を発症します。
100~120dBでも
数分~数時間その音量にさらされることにより
急性難聴となる恐れがあります。
ライブ会場では
スピーカーの前などで
そうした事故が起きやすく、
体質や体調などの個人差はありますが、
寝不足や
飲酒後などでは
とくにリスクが高まるので注意が必要です。
耳を守る呼びかけ
2018年7月18日のこと。
ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONの
後藤正文さんが、ご自身のブログを更新しました。
小さい子どもがライブに来場する際、
大音量から耳を守るために
防音ヘッドフォンや耳栓などを
着用するように呼びかけました。
後藤さんは、
「アジカンからのお願い」
と題したブログを公式サイトに掲載。
「最近はライブ会場で未就学や小学生の児童を見かけることが増えました」
「バンドとしては、子どもたちのコンサートへの参加は
基本的にウェルカムだということをまずは記します」
「スピーカーから出る音の音量を考えると、
はっきりと子どもたちの耳には良くないことも事実だと思います」
などと記しました。
日本最大のロックフェス「FUJI ROCK FESTIVAL」では、
公式グッズとして、20dBの遮音性がある
「イヤーマフ」が発売されました。
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