2020年03月05日

佐賀県、難聴児支援の拡充へ



こんにちはおすまし

今日は、佐賀県のニュースです本びっくり



片耳難聴児や人工内耳装用児を含む

すべての難聴児の補聴器購入費などへの

支援をおこなうことにより、

難聴児の言語獲得や教育等における

健全な発達をより一層推進するとして、

佐賀県は2020年度から軽度・中度難聴児の

補装具購入に対する支援を拡大することが

佐賀県予算案に組まれる予定とのことです。



佐賀県、難聴児支援の拡充へ




佐賀県、難聴児支援の拡充へ


(資料 : 佐賀県ホームページより)






今までは、

対象児の条件の1つとして

両耳難聴児とされていましたが、

片耳難聴児へと拡大されるそう。



また、

人工内耳の体外機の更新費

も補助の対象になるようです。



佐賀新聞LIVEより

2020年2月14日の記事をご紹介いたします。




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佐賀県が軽・中等度難聴児支援の拡充へ

片耳難聴や人工内耳にも



佐賀県は、障害者手帳の交付対象ではない

軽度・中度難聴児(18歳以下)の

補装具購入に対する支援を、来年度から拡充する。

両耳難聴だけだった対象者を片耳難聴にも広げ、

補聴器に加えて人工内耳の体外機の交換にも

助成金を出す。

従来の支援制度から漏れていた当事者の

保護者らが声を上げ、行政を動かした。



県は2015年度、

軽度・中度の難聴児が補聴器を購入する場合の

助成制度を創設した。

一般に10万円前後の費用がかかる補聴器の購入で、

身体障害者手帳を持つ難聴者には

原則9割の助成があるが、

中度以下の難聴者には負担軽減の制度がなく、

保護者会らの要望を受けてつくられた。



制度は、

難聴児が言葉を習得する機会を

損なわないようにすることが目的だが、

片方の耳が正常な片耳難聴の子どもは

助成の対象から外れていた。

昨年5月、伊万里市に住む当事者の両親が

「片耳難聴の会」をつくり、

支援を求めて活動を展開したことが

今回の拡充につながった。



人工内耳の体外機の交換に関しては、

経年劣化による買い替えに

健康保険が適用されるケースはほとんどなく、

1個約100万円の負担が

当事者に重くのしかかっていることから、

助成の対象に加えた。



県内では武雄市と鹿島市が

既に体外機交換の助成制度をつくり、

障害者手帳を持つ難聴者を対象に

上限18万円を支援している。

県の助成は

18歳以下で人工内耳の人は誰でも受けられ、

費用の3分の2を県と市町が負担

するよう調整している。

新年度予算案には拡充分230万円を盛り込んだ。



県障害福祉課の担当者は

「既存の制度では支援できなかった人たち

の声に応えた」と話す。

「片耳難聴の会」代表の山口学さん(49)は

「活動を始めて1年足らずで対応してもらい

感謝している。これからも

難聴児が学校生活で困ることがないように

環境づくりを進めてほしい」と求めた。



(引用おわり)

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「片耳難聴の会」の皆さんの活動ですが、

過去にいくつか紹介させていただきました。

ぜひご覧くださいうさぎハート



2019年08月05日
片耳難聴に公的支援を
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11213847.html


2020年01月13日
「片耳難聴の会」主催の講演会
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11407313.html











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