2018年08月22日

ご家族・まわりの方に知ってほしい、ご本人が補聴器の装用をためらう理由と改善方法





ご家族・まわりの方に知ってほしい、ご本人が補聴器の装用をためらう理由と改善方法






たとえきこえづらさを感じたとしても

補聴器をためらう理由があります。

家族や周囲の皆さまに、よくある理由とその背景について、

またそのような気持ちを解きほぐすためのヒントをお伝えします。



1.きこえているから、現在のままでよい

ご家族・まわりの方が出来るだけ大きな声で話すおかげで

きこえが成り立っている
という場合です。

当事者であるご本人と一緒に、健康診断や耳鼻科で

聴力検査を行う
客観的なデータが得られます。

これを基にすることで、今のきこえの状態について知ることができます。

きこえの問題について、どんな対処ができるのかを

話し合うきっかけとなります。





2.そんなにきこえは悪くないから、
  助けはいらない


今までのようにはきこえない、でも自分だけで解決したい。

補聴器に代わって家族や友人など、きこえを助けてくれる人の

ネットワークに頼っている場合もみられます。

実は、難聴を長きに放置しておくほど、きこえの状態は悪化し、

対処が難しくなるといわれています。

きこえづらさによって会話が億劫になり、社会的に孤立してしまうと、

だれかに助けを求めるのが困難になってきます。

困難になるその前に積極的に対処したいものです。





3.まだ若すぎる

「年をとっているように見られるのが嫌だ」

という心理が隠れている場合があります。

聴力の低下は40代から始まるといわれており、

加齢に伴う難聴はどの年代でも起こり得ます。

実年齢を別にしても、難聴は自分だけが抱える問題ではない事を

知っていただくと気持ちが楽になるかもしれません。

サイズが極めて小さい”見えない補聴器”もあるので、

周囲の人に気づかれず装用することも可能です。





4.もう年を取りすぎている

「きこえにお金をかける年齢は、もう過ぎた」

考えているのかもしれません。

明るく楽しく仲間と交わって生きていくには

きこえは大切な要素です。
より活動的な毎日を過ごせます。

また、難聴を放置しておくことは認知機能の低下に影響すると

いわれています。

自分らしく周囲や社会とつながり続け、健康な毎日をおくる。

年齢を重ねるほどに難聴へ適切に対処する意義は高まります。





5.補聴器は高すぎる

補聴器の購入は、ひとつの大きな投資といえます。

しかし「投資」は「浪費」や「甘え」とは異なります。

自分のきこえに必要な性能を持った補聴器への投資は、

高いパフォーマンスができる喜び、充実した仕事、

より良い家族関係/友人関係の構築/維持など

ご本人の 『生活の質=QOL(Quality of Life )』 を 向上させます。

私たちは補聴器の試聴・貸出耳トレを購入前におこない

きこえに納得してから選んでお求めいただいています。

補聴器が投資に値するものかどうかお試しください。





6.安価な製品を試したけれど、
  機能しなかった


 (ネット・テレビショッピング/通販の集音器)

通信販売で販売されている安価な集音器を購入し

使ってみた方の多くが、そのきこえに落胆します。

ときに補聴器に相当する機能を果たすかのように

宣伝広告されていますが、

集音器は電化製品です。

管理医療機器である補聴器とは異なります。

主に単純な音の増幅だけができ、

聴覚保護の観点での規格が無いため、過大音をきくことになり

耳を傷めてしまう可能性がでてきます。

集音器と補聴器の差を理解いただく確実な方法は

実際に補聴器を試していただくことです。

補聴器は一人ひとりの聴力や明瞭度、ニーズに合わせて

細やかな調整が可能です。





7.補聴器は操作が面倒

以前の補聴器は、しばしば手動での操作が必要でした。

小さなつまみを操作したり、ボタンを次々に押したり・・・

これに対して先進の補聴器技術では、小さなマイクロチップを

補聴器本体に内蔵することで、周囲の環境に合わせて

様々な機能を自動調節
しています。

上手くきこえないから「自分でも音量調整をしたい!」という方は

実際にほとんどいらっしゃいません。

新世代の技術が搭載された補聴器は、きくことで感じる疲れも

軽減するようにプログラムされています。





8.補聴器は目立つし格好が悪い

補聴器を実際に目にしたことがない方も

多くおられるのではないでしょうか。

補聴器=ポケット型補聴器 と、

形が大きくてコードがあって・・・

とても目立つ補聴器をイメージされる方は意外と多いものです。

現在、補聴器は目覚ましく進化し、

ポケット型補聴器 や 大きなベージュのバナナ の

イメージを覆す小ささを実現し、

耳あなの中に入れてのぞき込んでもほとんどわからない

見えない補聴器があります。

耳かけ型補聴器も 肌や髪の色合いに合わせて選べるので

際立って目立つことはありません。





9.補聴器は耳の中でキンキンしたり
  ハウリングが起きる


ハウリングとは、補聴器の音の出口(スピーカー)と

音の入口(マイク)との作用によって起こる

キーン、ビービー、ジージーという音です。

デジタル技術の進展、補聴器スタイルの進化や調整方法により

ハウリングの発生は最小限に抑えることが可能になっています!





10.補聴器は役立たないと
   みんなが言っている


「補聴器は役に立たないと友だちが言っている。

 だからきっと自分にも合わない」


残念なことに、統計上で日本の補聴器満足度は39%です。

なぜ50%にも満たないのでしょうか。。

そんなに補聴器はダメなものなのでしょうか。。

いいえ、満足してお使いの方も多くいらっしゃいます。

「人生が変わった」と親子で涙を流される方もいらっしゃいます。

「なくてはならない補聴器」「もう1つの耳」として常時愛用されている方がほとんどです。



補聴器の満足度は、何に左右されるのでしょうか。

大切なのは・・・

「きこえやすくなって毎日を過ごしたい」というご本人の強い意志

そして、

補聴器の調整(フィッティング)です

調整が、きこえを左右します。



当然、高価な補聴器は高性能を備えている分だけ

きめ細やかな調整が出来ます。

そのため、きこえる目標に到達するのも早いでしょう。

しかし、「高価=良くきこえるようになる」わけではありません。



補聴器とは、お使いになる方のきこえを改善する医療機器です。

きこえの程度(難聴の障害評価)は、人それぞれです。

難聴になった原因や、きこえづらくなってからの期間、

ひとりひとりの感じ方によって、補聴器の効果は異なります。

補聴効果の実感にも個人差があります。



私たちは、

ひとりひとりの「きこえの力を最大限に引きだす」ことを目標とし

あなたに合った補聴器を選びをサポートします。

納得のいくまで試聴・貸出・お試し比較をおこなっています。

ご家族・まわりの方に知ってほしい、ご本人が補聴器の装用をためらう理由と改善方法

ご家族・まわりの方に知ってほしい、ご本人が補聴器の装用をためらう理由と改善方法

ご家族・まわりの方に知ってほしい、ご本人が補聴器の装用をためらう理由と改善方法



長くなりましたが、

これが補聴器装用の実際だと思います。

関心をもって読んでいただき、ありがとうございました。

補聴器を持つすべての人に

『補聴器があって良かったおすましびっくり』と思っていただけるよう、

心を込めてお手伝いいたします。


ご家族・まわりの方に知ってほしい、ご本人が補聴器の装用をためらう理由と改善方法





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⚪︎お持ちの補聴器での再チャレンジサポート

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⚪︎調整・点検・クリーニング・修理受付

⚪︎補聴器をつけての効果測定

⚪︎耳のトレーニング

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Posted by 補聴器のぴあ at 09:39│Comments(0)● お知らせ● 補聴器
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