2018年07月11日
2つの日常会話
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２つの日常会話
「テレビは自分の部屋で見ているし、
必要なことは家族が大きな声で
伝えてくれるので補聴器はいらない」
という話をよく聞きます。
確かに、どうしても必要なことには
周囲も声を張り上げてくれるかと思います。
しかし実は私たちの日常会話は、
大きく２つに分けることができます。
①情報を伝えるために必要な会話
②挨拶や冗談、世間話など人間関係を作るための会話です。
たとえば仕事の打ち合わせや
「ご飯はまだ？」「もうすぐできるよ！」などは
日常生活のうえで必要な会話です
相手も大きな声で伝えてくれますし、
必要な会話なので聞こえなければ
何度でも言い直してくれます。
一方、
世間話や冗談などは聞き逃してもさほど問題はありません。
挨拶も特に情報を伝えているわけではないのでこちらに入ります。
しかし、このどうでも良いと思われる
冗談や世間話の会話こそが、
人間関係を円滑にするうえでとても大切な役割
を担っているんです
普段、世間話を大声ですることはありませんし、
まわりに人がいればなおさらです。
冗談を聞き逃しても、特に大切なことでもないので
言った方も言い直してはくれません。
何度もきき返すことで嫌な顔をされると
相手に迷惑だと感じてしまい、
自然と必要最低限の会話以外は
話すのがおっくうになってしまいます(;_;)
このように、聞こえないことで会話の楽しみが
なくなっていきます。さらに難聴が進むと、
極端な場合は「ご飯！」や「お風呂！」などと
いった最低限の、しかも一方通行の会話が多くなるそうです。
もし心当たりのある方は
相手任せの大声を期待するのではなく、
自分から積極的に聞こえるように考えてみては
いかがでしょうか。
補聴器は生活のさまざまな場面において役立ちます
補聴器を使ったことがない方はもちろん
持っている補聴器がうまくきこえない場合も
補聴器のぴあでは、お手伝いできます
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