2019年04月09日
耳かけ型補聴器
「耳かけ型補聴器」の広く知られている特徴は
・耳あな型に比べてハウリングが起きにくい
・耳あな型に比べて出力を高くできる(パワーがある)
・耳あな型に比べて電池交換がしやすい
・ポケット型に比べて、頭のレベルの音を中心に受ける
・オープンフィッティングが可能である だと思います。
「耳かけ型補聴器」は、なんといっても幅広い聴力に対応することができます。
そして多機能です。
カラーが豊富という点も魅力の1つかと思います。
2019/3/29「耳あな型補聴器(選び方の基本)」にも書きましたが、
補聴器選びの基本は“聴力”です。
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e11015946.html
補聴器を装用することできこえが補われ、
ご自身の望む場面でより良いきこえが得られることで生活が改善する。
まずは、きこえの現状を確認することが大切です。
補聴器選びのスタートは、各種測定から
気導聴力の測定、骨導聴力の測定、語音明瞭度の測定などを行い、
希望する補聴器のタイプが聴力の適合範囲かどうかを確認していきます。
次の写真は、耳かけ型補聴器(標準タイプを除く)です。
一番左の2台はCROS(クロス)補聴器です。
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10865441.html
右の6台のうち、バッテリードア(電池蓋)が開いていないのが充電式補聴器。
残り5台はすべて空気電池式の補聴器です。
下の写真のように、補聴器本体から細長いワイヤーが伸びているのはRICタイプ 。
既製耳せんは、オープン型耳せん/クローズ型耳せん/パワー型耳せんなど
それぞれ大・中・小などサイズもあります。
本体にイヤフックがついているのはパワータイプで
下の写真のように、耳せんやイヤモールドをつけて装用します。
耳かけ型補聴器は、このようになります。
RICタイプ レシーバ+耳せん(既製 or オーダーメイド)
パワータイプ イヤフック+チューブ+耳せん(既製 or イヤモールド)
一人ひとりのきこえ方、耳の形状、必要な機能・操作面、
耳垢の粘性、音の感じ方は細部に渡って異なります。
話をゆっくりきいてもらえるお店、
補聴器購入前に適正な情報提供をしてくれるお店、
しっかりとした防音室で測定をしてくれるお店、
効果に納得する試聴期間を設けてくれるお店・・・
ご自身のご希望にあったお店でご相談くださいませ。
https://pia3322kikoe.ti-da.net/e10986199.html