2019年02月21日
補聴器でききとり改善
補聴器で話のききとりを改善されたH様、
当店への相談のきっかけは、ご近所のM様のすすめでした。
関東地方で看護師としてお勤めされていました。
沖縄に戻られ、70代頃からきこえづらさを感じ始めたそうです。
ご友人とお出かけになる際の車内での会話をはじめ
毎週日曜日の教会の説教もききづらく困っていました。
オージオグラム
H様が補聴器を装用される場合には
周波数低域~中域はじめ(125Hz、250Hz、500Hz)の
きこえの程度が正常値のため、
耳の閉塞感や自声の響き具合を考慮する必要がありました。
補聴器は音を増幅する機器なので
その方のきこえの程度にかかわらず
自分の声も増幅してきこえます。
ただ、H様のように周波数低域が正常値できこえている方は
自分の声の増幅を特に感じやすくなります。
また、補聴器で増幅する周波数が中域~高域のため
高い音が甲高く感じて辛い、と訴える方も少なくありません。
その点を考慮し、
補聴器の仮選択からフィッティング。
お貸出をおこなって耳のトレーニングを重ねていきました。
取扱い面に慣れ、装用感を覚え、
主観評価、客観評価ともに補聴効果を得て
「補聴器を使用していきたい」とのことで
お求めになられました。
音の響きや不快感がなくなり、
車の中での会話がきこえるようになり
今まで1番前の席できいていた教会の説教も
今では少し後ろに座った時でもきこえるとのことです。
カラオケを楽しむ際には、補聴器は外しています。
H様の嬉しそうな笑顔が印象的でした。
ご購入後ですが、
補聴器はメンテナンスと音の微調整が必要になってきます。
その点も快くご了解いただきました。
H様、ありがとうございます。
きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ