2018年11月09日

「上等なワインを我慢して補聴器を買ったよ (^^) 」






「上等なワインを我慢して補聴器を買ったよ (^^) 」




突発的にききづらくなり耳鼻科へ通ったE様。

小学校で三線三線 を教え、

12月にはボランティアサンタ、

普段は「家で図書館をしている」というから驚きです。



家でパーティーをひらいてるけど相手の話がききづらい…。

「同級生の話を適当にきいていた」そうです。



ボランティアサンタでサンタに扮するのですが

「サンタさんは〇〇〇なの?」

子どもの質問が聞き取れない…。






E様にとって、難聴による最大の試練は

「相手の言葉が理解できなかった事」



「上等なワインを我慢して補聴器を買ったよ (^^) 」





テレビショッピングで“集音器”を買ったけれど

人の声より交通音がうるさくて使えない…。



姪っ子さんからの紹介で当店を知り、

改善するために相談がありました。



新聞広告で目にした

“集音器”の切り抜きを

何枚も手にしておられました。

そこにはE様のメモ。

研究熱心で、気になることはメモ書きをするんだそうです。



“集音器”と“補聴器”の違いは何?

見た目は似ている商品もありますが、

どうして人の声より交通音がうるさくて使えなくなったか、

振り返り、話し合い、

人と会話ができるようになることを求めて、

補聴器を試すことになりました。



耳のトレーニングを始めたのは今年の4月。

補聴器をより良く使うために、何が大切なのか。

E様は耳をかたむけて話をきいてくださいました。



「私はこう思うんですが、どうですか?」

「私はこう感じるんですが、どうなんですかね?」

ご自身の考えを教えてくださって、

E様の考え方や意欲を感じました。



脳に音が入ってくる不快感を

ある程度我慢して頑張る必要があることを

しっかり認識してくださいました。



補聴器で人と会話ができるように、

具体的に、

着実に、

一緒に耳のトレーニングを頑張っていきました。



人と会話ができるようになるのがE様の幸せ。

だから、

補聴器をとおして言葉のききとりを改善させる。

これが私たちの役目です。



あれから半年が経過しました。



「ないよりまし」「ない方がまし」だった昔

(“集音器”をしていたころ)



「なくてはならないもの」を手に入れた今

(現在お使いの“補聴器”)



難聴によって生活に不自由している、困っている。

会話ができるようになりたい。というE様の意欲と、

私たちの説明や調整などに対するご理解、

E様の耳のトレーニングの努力があって

現在の結果(=きこえる幸せ) なんだと思います。





「上等なワインを我慢して補聴器を買ったよ (^^) 」


補聴器を装用して、最高の幸せは「相手との会話」









毎日お酒をたしなむそうですが、

「上等なワインを我慢して補聴器を買ったよ」

とニコニコ話してくださいました。



E様の座右の銘は

「あたり前のことを あたり前に」びっくり







難聴で悩んでいる方へメッセージ

「上等なワインを我慢して補聴器を買ったよ (^^) 」




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きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ







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