広がる環境整備、その先のコミュニケーション向上へ
沖縄県立真和志高校が優勝を勝ち取った
「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」
会場は鳥取県でした。
鳥取県は平成25年に全国初の手話言語条例を制定し、
県オリジナルの「手話バッジ」を作成配布するなど、
環境整備を進めている県です。
手話バッジ
今回は、そんな鳥取県内の
公立高校で、
「手話言語」が授業に導入されているという話題です
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毎日新聞からの抜粋です。
「1学期の復習をします。皆さん、覚えていますか」。
9月下旬、県立米子高校(米子市)で
夏休み明け初めての
「手話言語」の授業が開かれた。
教壇に立った手話普及支援員の新井素子さん(55)が
手話で語りかけると、
生徒たちも覚えたての手話で応じた。
今年度から、
選択授業の一環として手話言語の授業を設ける。
週1回2コマの授業で新井さんら3人の外部講師が教え、
3年生12人が受講する。
この日は自己紹介の表現を復習した他、
交通手段や建物を示す手話を覚えた。
影山歩美さん(18)は将来の夢である看護師になったとき、
聞こえない患者とのコミュニケーション手段にしたいという。
地域では学べる場は少なく
「学校で習えるのは貴重だと思う」と話す。
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教育現場での
「手話言語」教科を確立する等のため、
全日本ろうあ連盟は8年前ごろから
「手話言語法」の制定を求める動き
を始めています。
鳥取県の知事、平井信治氏が会長を務める
「手話を広める知事の会」は、昨年度から
厚生労働省や文部科学省、内閣府へ
法制定の要望書を提出しています。
コミュニケーションの向上のために、
さまざまな環境整備が広がっています
”情報” は、とても大切
だと、私たちは考えます。
きこえに関する情報をお届けするため
ブログを更新しています
皆さんの何か1つのきっかけになれたら嬉しいです
ブログをご覧いただきありがとうございます
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