”きこえ”に関する表示 (その②)
誤解されたり、危険な目にあったり、
病院で後回しにされないために。。。
このマークは
「耳が不自由です」という自己表示
が必要ということで考案された「耳マーク」です。
この形は
耳に音が入ってくる様子を矢印で示し
一心にききとろうとする姿をイメージしています。
すべてのきこえない・きこえにくい人々にとって
きこえの向上・保障を求めていく
積極的な生き方の象徴でもあります。
私たち「補聴器のぴあ」は沖縄市にありますが
近くのコンビニでも「耳マーク」を見つけました
AEDに耳マーク
広く普及しているAEDは音声指示タイプだそうです。
しかし、このAED-2150は画面表示タイプ。
音声がきこえづらくても
使い方が画面表示されるから難聴者にもわかりやすい。
ここではつまり
「耳が不自由な人にもお使いいただけます」
という意味で耳マークが使われていました。
私はコンビニの店長さんに聞きました、
「どうしてこのAEDにしたんですか?」
「沖縄市消防署の方が取り付けてくれたんです」
私は沖縄消防署へ!担当の方に聞きました、
「どうしてあちらのコンビニに
耳マークのついたAEDを選んだんですか?」
「老若男女、障害者、外国人、様々な人が利用するコンビニだから」
消防士さん有り難うございます
昔に比べると
外国人の移住や観光客も増加し
ますますの高齢社会に直面し
東京五輪へ向けた準備等も重なり
沖縄も日本も
ユニバーサルデザインの環境づくりが進んでいます。
この耳マークは
きこえの向上・保障を求めるものでもありますが
「私は難聴です」の自己表示ともなります。
難聴は外見から分からず、
難聴の程度も、必要とする支援も、
人によって違います。
◆補聴器をつけると言葉もハッキリきこえる人
◆補聴器をつけても言葉がハッキリきこえない人
◆手話で話せる人
◆筆談の方が話しやすい人
◆明るい所で真正面から口形を見たら話しやすい人
◆ゆっくり区切って話せる人
その程度と必要な支援は十人十色です。
きこえにくいことで人から誤解されたり、
危険な目にあったり、
病院で名前を呼ばれてもきこえないため後回しにされる
こともあります。
このため、簡単に周囲に自分が難聴者であることを
知らせる必要があると、この耳マークが考案されました。
耳マークだけでは、その人が受けたい支援は分からないため
「耳が不自由です。お手数ですが筆記してください」といった
自分が受けたい支援も示して利用されることもあります。
また、耳マークグッズとして
ストラップやバッジ、シールなどもあります。
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この
「耳マーク」の所管先は
一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会です。
全難聴さん発行のガイドブックやホームページを
引用/参考にさせていただきました。
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きこえのトータルサポート 補聴器のぴあ
http://ryuka-jp.co.jp/
〒904-2155
沖縄市美原1-17-10
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